こんにちは~
富山の全身円形脱毛症占い師たけです。
今日は「円形脱毛症」とは何かについて書いていきますね。
円形脱毛症という言葉は聴いたことあるけど、なあに?という方や経験者の方
両方の方の参考になればうれしいです。
円形脱毛症は治るのか?原因は?について結論からいっておきますと治るかどうかは個人差があるのでわかりません。原因も今の医学では解明できていないのでわかりません。
この治療法は有効かも、というのはありましたのでこの記事内の円形脱毛症の治療法、に書いておきますね。ただ実際に治療を受ける際にはお医者さんと話し合って治療法をきめてくださいね。
目次
円形脱毛症とは
円形脱毛症とは主に生まれてきてから後に症状が発生する後天性脱毛症のことです。
だいたいの方は自覚症状はなく髪の毛が抜けおちていき、頭部の一部が円形の状態で脱毛します。
脱毛する部分は一か所だけではなく複数できたり、頭の毛がすべて抜けたり、まゆ毛、
まつ毛、ひげ、腕、すね毛など毛のあるところすべてが抜ける場合もあります。
どんな人がなるのか
人間は全員なる可能性があるようです。どの年齢でも発症する可能性があるようです。
男女比の割合はやや女性が多く出産後にホルモンバランスが崩れることにより発症することもあるようです。
円形脱毛症の種類
単発型
円形脱毛症の中では一番多くみられるタイプ。何の前触れもなく頭髪に丸い脱毛部分ができる大きさはだいたい10円玉サイズほど個人差があるのでサイズが大きくなる場合あり。
多発型
円形の脱毛範囲が2箇所以上発生した状態。
多発融合型
多発型の症状が進むと脱毛部分同士がくっついて大きな脱毛範囲になった状態。
蛇行型
蛇のように細長く脱毛する症状。後頭部や側頭部の毛の生え際にかけて脱毛した状態。
主に子供に見られる症状。
全頭型
多発型から症状が進み脱毛部分が広がっていき最終的に頭部全体の髪の毛がすべてぬけおちる状態。
汎発型(全身脱毛症)
さらに症状が進み、ヒゲ、すね毛、まつ毛、まゆ毛、体毛などのあらゆる毛がすべて抜け落ちる症状で一番治りにくいのがこのタイプ。
アメリカの円形脱毛症ガイドラインによる重症度・分類
S0:脱毛が見られない
S1:脱毛が頭部全体の25%未満
S2:脱毛が25から49%
S3:脱毛が50から74%
S4:脱毛が75から99%
S5:100%全頭脱毛
円形脱毛症の原因
円形脱毛症の原因はざんねんながら今の医学では解明できていないのでわかりませんが、
これが原因ではないか?というなかで可能性の高いものが「自己免疫疾患」といわれています。
自己免疫疾患
自己免疫疾患という本来体を守るために外からの侵入物を攻撃する機能が、自分の体の一部分を敵だからと攻撃してしまう病気でその攻撃対象が毛の場合は毛根部分を攻撃してしまい毛がなくなるのではないか説が有力視されているようです。
アトピー素因
アトピー素因とは、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎やぜんそく、結膜炎などのアレルギーを起こしやすい体質の方も円形脱毛症と関連があるのでは?とされているようです。
遺伝的要素
遺伝的に円形脱毛症になりやすい人もいるのでは?という考え方もあるようです。
精神的ストレス
精神的ストレスを受けて、ストレスに対抗するために交感神経という血管を収縮させたりする機能が活発に動き体温をあげたりしてストレスとたたかう準備をしてくれますが、ストレスが強すぎたり長く続くと交感神経に異常をきたし、血管を収縮させて頭部への血の流れが悪くなり毛根への栄養補給が少なくなり脱毛するのではと考えられているようです。
円形脱毛症の治療法
円形脱毛症の原因がわかっていないので根本的な治療方法が確立されていないので対症療法での治療になるようです。
下記で書いてある推奨度は日本皮膚科学会円形脱毛症ガイドライン2017年版のものです。
対症療法とは
対症療法とは、病気の原因に対してではなくそれぞれの患者さんの症状に対応して処置をする治療を行い自然治癒力を高め治癒を促進する処置のこと。
局所免疫療法
人工的にかぶれを起こして発毛を促す治療法。
SADBEかDPCPという試薬を濃度1~2%で脱毛部分にぬり、かぶれやすい状態にした後に低濃度にした試薬を綿棒や筆で1~2週間に1度のペースでぬる、すこしかゆいと感じる濃度まで調整していく発毛してからも3~4週間に1度のペースで継続していく療法。
副作用:ひどいかぶれがおこる場合あり、蕁麻疹や皮膚炎などにもなる場合あり。
ガイドラインの推奨度はBランクで行うよう勧める、となっており広範囲の脱毛にも効果があるかもとされているようです。
保険適応はなく私費での治療になります。
ステロイド局所注射療法
脱毛部分にステロイド液を直接注射する。4~6週間に1回が推奨されているようです。注射時に痛い。広範囲の脱毛には行わない。子供には行わない。
副作用:注射された所がへこんだり皮膚がうすくなる場合あり。
ガイドラインの推奨度はBランクで行うよう勧める、となっており効果があるかもとされているようです。
ステロイド外用療法
ステロイド液を脱毛部分に塗る治療法
副作用:毛包炎に注意、長期使用により皮膚の委縮、血管拡張、陥没をきたすことがあるため長期投与すべきではないそうです。
ガイドラインの推奨度はBランクで行うよう勧める、となっており効果があるかもとされているようです。
上記3種類がガイドラインでは推奨度Bランクとなります。
下記の治療法はガイドラインでは推奨度C1ランクとなり行ってもよいとされているものです。
紫外線療法
PUVA療法、紫外線を使った治療方法で脱毛部分に当てる治療法。
副作用:肌の炎症でヒリヒリしたりかゆみがあったり水ぶくれができる場合あり
冷却療法
ドライアイスや液体窒素などを脱毛部分にあてる治療法
副作用は少ないようです。
内服薬療法
セファランチン内服薬:血流促進効果あり 副作用として胃の不快感などがあるかも。
ステロイド内服薬:長期服用は副作用の発現が危惧されることから行わないほうがよいそうです。
まとめ

こんなかんじでざっくり円形脱毛症の種類や治療法を書いてみましたが、なにか1つでも参考になったのなら嬉しいです。
ということで、円形脱毛症は治るのか?原因は?については治るかどうかは個人差があるのでわかりません。原因も今の医学では解明できていないのでわかりません。
なので治療される際は、人によっては長い期間通院が必要だったり、副作用がでたり、毛が生えてきても治療をやめると、また毛が抜けてしまったりする場合もあるとおもいますが、そこで治療を続けるかどうかは、自分はどうしたいのか考えてみてください。
その結果続けようとされるもよいですし、治療はしないとしてありのままの自分で生きていかれてもよいですし、ウィッグを使用されるのもよいとおもいます。ガイドラインでウィッグは推奨度Bなんですよ~。
ちなみにわたしは長い期間の通院や副作用がイヤになり治療をやめることを選択しました。
わたしの場合は治療をやめてすっきりしましたし「今」の自分をありのまま受け入れましたウィッグは基本的には使ってないですが使いたいとおもえば使います(笑)
ウイッグを着けてないほうが、「いいね」と本当にそう思って言ってくれる人もいますので治療をやめるという選択肢も考えてみてくださいね~個人的にはおすすめです♪
とはいえ副作用や負担もなく治るんだったら治ってほしいですけど(笑)はやく円形脱毛症の原因が解明されて脱毛で苦しむ人がいなくなりますように。
もし脱毛症のことなどでモヤモヤしたものをおもちでしたら、ぜひわたしにご依頼くださいね。全身脱毛症歴20年の実体験をもっているので~おまかせあれ。

ツイッターのほうもフォローよろしくおねがいします。
この記事がどこかのだれかによろこんでいただけたのならうれしいです。
人生楽しんでいきましょ~♪